ジャワ島について

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ジャワ島のジャワ島の概要

地域生活

東南アジアの国インドネシアは多民族国家の一つで様々な民族が住んでるといわれ、約300を超える民族が住んでいる。そのなかでも最大規模を誇るのがジャワ人と呼ばれる人々で、ジャワ人の人口規模は非常に大きくインドネシア国内の約40%を占めているとのこと。
また、比較的大きなコミュニティを作って暮らしている。
ジャワ人のコミュニティにはイスラム教、ヒンドゥー教、ヨーロッパの文化が融合した独自の歴が存在する、この歴では2つの周期が含まれる、7日間単位のサイクルと5日間のみで構成されるパサランという周期がある。

ジャワ人は世界的に見ると、礼儀作法が極めて高く常にお辞儀やお礼、言葉遣いなどが行き届いており相手の気持ちを尊重して話すのもジャワ人の特徴の一つです。
更にテーブルマナーにおいては立食パーティは行われることはなく周囲に気を使い音もたてずに丁寧に食事することを心がけています。

ジャワ人の家庭環境は主に両親と子供たちですが他の親戚も一緒に住んでいるのもジャワ人の特徴です。
結婚に関してはお見合い結婚が比較的多い。更に女性は比較的自由に旦那と別れることができるのがジャワ人の生活の特徴でもあります

都会に住むジャワ人は伝統や風習を守りアパートに住んで在宅ワークをしている人が多く、農村部に住むジャワ人は農業に従事し米を中心にトウモロコシ、ピーナッツ、大豆を育てて生計を立てている。

宗教

ジャワ人の多くはイスラム信者であり他にキリスト教信者(プロテスタント、カトリック)もいる、その多くは中央ジャワ州に集中している。
更にカトリックはスラカルタ、マゲラン、ジョグジャカルタに多いです。わずかに、ジャワ人の中に仏教徒やヒンドゥー教徒も存在します。
ジャワ人の多くは民族宗教であるケジャウェン (kejawen) を信仰しており、ヒンドゥー教、仏教とイスラム教の影響を受けた地元アニミズムであるとのこと。ジャワ人はさまざまな宗教の神々や教義などの一部が混同ないしは同一視する習合の概念を取り入れている一例といえるでしょう。外部からの文化をジャワの伝統的価値観に翻訳・吸収し、うまく地元独自の新しい宗教概念を生み出しています

言語

日常会話は現在はインドネシア語を愛用している人の割合が高い、以前までは1990年に実施された世論調査によると、ジャワ人のおよそ12%はインドネシア語を、約18%がジャワ語とインドネシア語の両方を、そして残りの約7割の人はジャワ語のみを使用すると回答した。
ジャワ語はインドネシア・ジャワ島の中央部から東で話されている言語であり、その本拠地はジャワ島東部と中部が中心となる。また、西部の西ジャワ州では主としてスンダ語が用いられるが、バンテン州 (Banten) の北方海岸地帯では再びジャワ語が用いられています。
19世紀以降行われた移民政策により、ジャワ島以外にも、スマトラ島ランプン州 (Lampung)、マレーシア、ニューカレドニア、南米のスリナム共和国などにジャワ語圏があります。
ジャワ語など民族の言語の多くは、インドネシア語とは文字も発音も異なります。インドネシア語のみを知っている状態で、ジャワ語の会話を聞くと、本当に外国語に近いです。子どもたちは、地元の言葉としてジャワ語やジャワ文字の読み書きを学校で習いますが、若い世代は、ジャワ語よりインドネシア語の方が得意という人も多いです。そうなると、インドネシア語が中心となりジャワ語が第二言語となります。

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