バリ島について

交通

バリ島の概要

島外との交通

バリ島の玄関口であるデンパサール国際空港が島南部(クタのすぐ南)に位置しており、ジャカルタ、成田、シンガポール、シドニー、ロンドンなどの各地と航空路が結ばれている。 開港当時は国策によりバリ島への直行便がなかったが、やがて解禁され、多くの観光客はこの直行便やジャカルタ経由便を利用するようになった。 またインドネシアの島々を結ぶ国内線フライトの便数も多い。 海路については、ジャワ島(ギリマヌク - クタパン)、ロンボク島(パダンバイ、ベノア - レンバル港)ほかインドネシアの各島とフェリーで接続されており、便数も多い。 インドネシア東部諸島へは長距離航路の船も運航されている。

島内交通

島内には鉄道が走っておらず、したがって、ほとんどの移動は自動車を用いることになる。 バリ島の道路事情については、まず、 ほぼ海岸に沿って主要地域を結びながら一周する道路がある。 内陸部では、特に島の大部を占める南斜面の河川が南北に深く谷を刻んでいるため、それにしたがって道路が南北に走っているが、 東西に走る道路はあまりない。村と村を結ぶ道路や、村内の各地域を結ぶ道路はほぼ舗装されており、自動車の通行に問題はない。 中産階級以下の現地住民の主たる交通手段は、オートバイやベモである。

また、オジェと呼ばれるバイク・タクシーや、ドッカルと呼ばれるポニーの馬車も一部地域では見られる。 長距離移動の場合には、主要地域間のみバスが運行しており、運賃はベモよりも安いもののエアコンはない。 また、ある地域から別の地域へ移動するためには、たいていの場合、デンパサールのターミナルを介さなければならない。 そこで、観光客向けには、島内の観光地を結ぶ冷房付きのシャトルバスが毎日数本、運行されている。 また、南部の主要観光地、すなわち、デンパサール、クタ、サヌール周辺ではメーター付きタクシーも走っている。

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