ジャワ島について

ジャワ島概要

ジャワ島のジャワ島の概要

ジャワ島

首都ジャカルタが位置することから政治および経済の中枢として繁栄をつづける一方で、ボロブドゥール遺跡やプランバナン寺院などインドネシアが誇る世界遺産が数多く残されており、民族性に富んだ王宮文化を今なお伝え続けている島でもあります。
他の島々からも多くの人が移り住みインドネシア全人口の約6割が住んでいるといわれるジャワ島の人口は約1億2400万人で人口密度は981人/㎢となっている。

位置

ジャワ島は、インドネシアを構成する島の一つ。世界で最も大きい島といわれているスマトラ島などとともに、大スンダ列島を形成する。形状は東西に細長くスマトラ島の東、カリマンタン島の南、バリ島の西に位置する。ジャワ島には4つの州と2つの特別州がある。東西に細長い形状をしており、インドネシアの中西部に位置する。

地形

ジャワ島の面積は128,300㎢でインドネシアの政治,経済の中心をなす島である。同国南部にあり,インド洋とジャワ海を分けアルプスヒマラヤ造山帯に属する。東西に火山帯が貫通し,最高峰スメル山やほか多数の火山が存在する。ソロ川,ブランタス川を中心に多くの川が曲流し,北部平野と山間の河谷はきわめて肥沃。熱帯気候で,主に雨季 (12月~3月) と乾季に分けられます。インドネシア内で全人口の 60%以上がジャワ島に集中し,人口密度も高いとされている。住民は主に島東・中部を本拠とするジャワ人,西部のスンダ人のほか,マドゥラ人,中国人など様々です。
ジャワ原人やソロ人の化石の発見にも散見され,古くから人類が居住した島となる。
イネ,キャッサバ,トウモロコシなどが栽培され,プランテーション方式でゴム,茶,コーヒー,タバコなどが作られている。また、北東沿岸沖合いのアルジュナ油田から石油,天然ガスを採掘し,スラバヤなどに製油所が存在する。衣料,製紙,セメントなどの工業も盛んでボロブドゥールの遺跡やジョクジャカルタのスルタン宮殿,スンダ文化と学問の中心地バンドンなど,長い歴史をとどめる史跡学校あり,観光地が多く存在する島である。

気候

ジャワ島の気候主に3つの気候に分けられます。ジャワ島西部は熱帯雨林気候、中部より東はモンスーン気候、東の地域はサバナ気候となっています。11月から3月が雨季、4月から10月が乾季となり首都であるジャカルタの平均最高気温は32℃、最低気温は25℃となっている。標高の高い地域に関しては朝晩は冷え込むため薄手の上着が必要。
乾季の1ヶ月の降水量は平均100㎜以下となる。また、雨季は毎月200㎜以上の雨が降り、最も降る月は400㎜以上になる。

生態

過去の動物は絶滅したとされるジャワ島にしか生息していない食肉目ネコ科に属するジャワトラやジャワサイとジャワヒョウなどがいた。
現在はトラ、インコ、オオトカゲや西部(ジャワ島、スマトラ島など)に分布し池や沼地などに生息しているジャワハコガメやオナガザル科のシルバールトンなどジャワ島には様々な動物が数多く存在している。更にジャワ島のジャカルタにラグナン動物園というインドネシア最大の動物園があり、そこには多くの固有の動物たちがいます。

植物はコンロンカやアラマンダ、熱帯性のスイレンが咲いている、更にジャワ島ではボゴール市内にあるボゴール植物園があり。ボゴール宮殿と併設されていて植物園の面積は80ha以上あり、15,000種以上の植物を見ることができます。
東洋最大規模、最大栽植種を誇る植物園で農業・園芸分野における19世紀の世界的プロモーション・センターとして機能している。オランダという狭小・低資源国の植民地経営がもたらした、アジアにおける輸出産品・育種研究の歴史的遺産となる。
キャッサバ芋、キニーネ薬、タバコ、コーヒー等の普及は、この植物園なくしては語れません。

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